□ STEP3 保険を比較するポイント≪最終回≫

カテゴリ:失敗しない保険選び

STEP3保険を比較するポイント

生命保険、医療保険とも、これってどこが違うの?と思う部分がたくさんあります。
保険はあくまでもその保険の本質を見極めてから選ぶのが基本ですので比較するためにいくつかポイントを押さえておきましょう。

 

生命保険のチェックポイント

保険の種類が決まったら、あとは保障内容と保障金額、そしてインターネット専用商品の活用で保険料を下げていくことができますが、もう少し細かく比較する際のチェックポイントを見ていきましょう。

 

保障金額と保障期間と保険料を計算して、期間中の保険料を比較する

 

●ポイント

 

保障金額は一生同じ金額にするのか、保険期間は1年にするのか5年にするのか20年にするのか、を考えます。更新する場合は、保障金額をその都度引き下げていけば年齢ごとに上がる保険料をほぼ一定にできます。また、保障金額が年を追うごとに自動的に低くなる商品もあるので、面倒でもいくつかのパターンの保険料の総支払い額を計算してみましょう。

 

注意点

 

保険会社、保険の種類によって期間や期間の刻み方などが異なります。また同じ会社の定期保険でも、複数の保険がセットで販売されているものは期間を比較的自由に設定できる一方、単品は5年と10年だけ、となっている生命保険会社もあります。

特約保険と単品保険を比較する

 

●ポイント

保険を単品で考えるのが面倒な人が特約付きのセット保険に入る場合も、特約保険料はチェックして、単品と比較してみましょう。定期保険につけられる特約には、病気以外(不慮の事故→主に交通事故)の災害による死亡や重度の障害が残った場合に保障金額を増やすものがあり、さらには医療保険を特約として付けられるケースもあります。交通事故による死亡に対する保障は、損害保険会社の商品と比較することになるでしょう。

 

●注意点

セット販売されている場合、災害・傷害の保険金額を増やすときには、普通死亡(病気による死亡)による保障と同じ額までしか設定できない、また、医療保険の入院給付金額も普通死亡による保障金額の1000分の1まで、などの規定が設けられているケースがあります(保険金額を高額に設定している場合は、この上限は気にならないでしょう)。
例)普通死亡の保障金額が1000万円→入院給付額1万円、災害・傷害の特約は1000万円まで、となる
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医療保険のチェックポイント(1) – (4)

 

保障金額と保障期間と保険料を計算して、期間中の保険料を比較する
※保険会社によって保険料は異なりますので比較検討が必要です。
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●ポイント(1)
医療保険にも、終身型と定期型(※10年更新型が一般的で10年ごとに保険料が上がりますのでご注意ください)があります。
医療の場合は、死ぬまで保障が続く方が安心という見方もありますが、前述のように、保険料との相談に加えて貯蓄でまかなえるのかを考えてみましょう。もちろんおすすめは終身型医療保険です。
貯蓄性があるかを比較する※終身型をお選びの場合は解約を前提としないので、保険料の安い掛捨型終身医療(解約返戻金ゼロ型)をオススメします。

●ポイント(2)
医療保険にも、解約返戻金やボーナスがつく商品がありますが、生命保険のところで述べたように、どうしても貯金ができない人以外は、こういったものがまったくついていないか、低く押えることで保険料が安くなっている商品が望ましいでしょう。
貯蓄性があるかどうかは、「○○付終身医療保険」など、「○○付」というネーミングからも判断できますし、商品名だけではわからない場合は、資料を取り寄せるかインターネットで調べるなど、正確な商品名と特約がついていないかどうか調べるという方法もあります。
入院期間を比較する
※1回の入院期間が60/90/120/365/730/1000日型等保険会社によって取扱種類が異なります。
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ポイント(3)
医療保険の一般的な入院期間は通算で730日。何回入院しても730日までは入院給付金が下りるというものです。このほかにも1000日を超えるものもありますが、当然保険料は730日の方が安くなっています。したがって通算730日というのはそのままでよいとして、今度は、1回の入院期間を考えます。多くの場合1回730日までと120日まで、60日までなどから選べるようになっています。
連続して2年入院することもあると想定するのか、4か月程度と想定するのか、などの違いで保険料も変わってくるということです

例えば120日までの保険に入っていて、1回の入院が6か月にわたってしまった場合、60日分は入院給付金はもらえません


ここで保険料を見てみましょう。(例:A保険会社の場合・・・保険料やや高い)
入院給付額1日1万円、10年で更新するタイプの保険料の一例(30歳、男性)
1回の入院が730日 約3,300円/月払
1回の入院が120日 約2,800円/月払

この例では、保険期間10年で60,000円程度の違いとなりますが、4か月を以上超える入院もありうると考えた場合は、この60,000円は安いと考えられますこの分の保険料を支払うことができるのであれば、あとは入院期間をどう見るかで、安いか高いかを考えます。1日目から入院給付金が出るかを比較する

●ポイント(4)
一般的に、入院給付金は、「病気で継続8日、事故で継続5日以上」の入院で、1日目から保険料が支払われます。つまり、「病気で1週間の入院」では保険料は支払われないということになります。STEP2の盲腸のケースでは入院給付金は支払われない、ということです。
1泊2日から保険料が下りるタイプの場合、継続して2日以上入院すれば入院給付金が支払われます。これは、「短期疾病・短期災害入院」の特約がついているからです。

ここで保険料を見てみましょう。

(例:B保険会社の場合・・・保険料やや高い)入院給付額1日1万円、10年で更新するタイプ、1回の入院が730日の保険料の一例(30歳、男性)
病気でもケガでも継続して2日の入院から
入院給付金が支払われるタイプ 約4200円/月(月払い)
病気の場合継続8日、ケガの場合継続5日の入院から
入院給付金が支払われるタイプ 約4000円/月(月払い)
(いずれも1日目から支払われます)
この場合では、保険料保険期間10年で2万4000円程度の違いとなりますが、これを一概に「高い」「安い」で判断するには微妙な金額でしょう。安いと見る方が多いかもしれません。
しかし、ここで迷ったときは、特約がついていない場合、STEP2の盲腸のケースで必要な費用12?13万円(差額ベッド代がない場合で7万円程度)は本当に自分で払う必要があるか考えてみましょう。
まず、健康保険の傷病手当金はこのケースであれば支払われます。しかし、7万円からは程遠い金額です。
では、手術代はどうでしょうか。医療保険では手術代は入院したか否かは問わず支払われます。盲腸であれば10万円程度支払われるケースが多いので、費用のほぼすべては医療保険でまかなえると考えられます。ただガン(癌)であれば平均治療費は約150万円かかりますので、別途ガン保険の加入をおすすめします。
このように生命保険には多くの種類、いろいろな組み合わせが存在します。保険に加入する場合は迷うこともあるかもしれませんが、基本的な考え方を理解していれば、自分に本当に必要な保険が見つかるでしょう。

長文にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
不明な点やご質問がございましたら、
どうぞお気軽に茨城保険市場『筑波西武店』へご相談ください。

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